うぃーらの整理収納アドバイザー 桑島まゆみでございます。
本日、平成最後の日を迎えるにあたり。
平成28年8月8日の天皇陛下のご決意を述べた「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」を思いだします。
自分の限界を知り、明らかにすることで、次のスタートを切れる
自分では「まだまだ若い」と思い、「もっとずっとできる」と思いがちです。
その気持ちは、自分がトシを重ねるほどに痛いほどわかります。
「限界を認める事は負けだ」と思うことさえあります。
天皇陛下が「いまのままでは象徴天皇としての務めを十分に果たすことができなくなりつつある」と現状を認められ、
前例がほとんどない生前での退位という、いわば現役引退希望を明らかになさいました。
出来ないことはできない、と認め、周りの人にも明言することはとても大事、と思います。
コトを始めるときは大体やめる事まで考えずにスタートしてしまいます。
会社を始めるとき、家を建てるとき、など、大体そうです。
自分のコトを自分で決められるうちに様々な仕舞い方を決めることは、シニア世代にとってとても大事になってきます。
その目的は、いわゆる「終活」ではなく、次のステージに上がるため、です。
モノの片づけもしかり、です。
天皇陛下、皇后陛下には、心から「ありがとうございました、そしてお疲れ様でした」と感謝とともに慰労申し上げ、これからゆったりと身体を休めながらお幸せな日々を過ごしていただきたいと思います。
(整理収納アドバイザー 桑島 まゆみ)