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「うぃーら」の名前の由来:ウィメンズ・ライフの「ウィ」と「ラ」を組み合わせて「うぃーら」と名付けました。

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【セミナー開催報告】10/27「老老相続・遺言執行者と家じまい」(1)

~講座開催のきっかけ~

10月27日、札幌市男女共同参画センター(通称札幌エルプラザ)でうぃーらの専門家たち4名による連携セミナーを開催しました。

 

<コロナ感染予防策>

会場内の消毒を徹底し、参加人数は会場定員の半分、全員マスク着用、入り口に手指消毒用のアルコールを準備。

非接触型体温計による検温、講師席には透明ビニールを用意し、マイクは都度消毒しました。

 

講座開催のきっかけ

<遺言執行者と専門家連携>

うぃーら所属の奥野舞弁護士が担当するお客様が亡くなり、遺言執行を任されたことがきっかけで、うぃーらの専門家たちが連携して仕事をしました。

高齢化が進む日本。

これからどんどんおひとり様の高齢者が亡くなり老老相続が増えてくる中で、この「遺言執行者」という制度がとても使える仕組みである、また複数の専門家が連携して仕事をすることでスムーズにできる、ということを多くの方に知っていただきたい、と講座を企画しました。

 

<事例>

●公正証書遺言で遺言執行者を指定●

お客様は、先にご主人を亡くされ、お子様がいない独り身の方でした。

公正証書遺言を書かれ、その中で奥野弁護士を遺言執行人に指定していました。

●親戚から奥野弁護士に連絡●

お客様が亡くなった、と親戚の方から奥野弁護士に連絡。

奥野弁護士がすべての財産を預かり、相続手続きをするなど遺言執行者としての仕事が始まりました。

●不動産を売却●

遺された財産の中にご自宅の不動産がありましたが、相続人はだれも使う予定がなく、処分することになりました。

それで、奥野弁護士が遺言執行人として、うぃーらの藤田絵理子不動産鑑定士・宅地建物取引士に売買を依頼。

●家の片づけ●

奧野弁護士からうぃーらの片づけ作業ドリームチームに片づけの依頼がありました。

家の中を空にして、掃除をし、すぐに売却できる状態にしました。

 

今回は、相続人の数も多く、とても複雑。

親族が相続手続きを任されることがありますが、弁護士が遺言執行者だったから助かった、というケースです。