妹のマンションの保証人になってしまったが妹が亡くなった
頼まれて妹の賃貸マンションの保証人になったお客様。
ずっと疎遠だったが、妹さんが亡くなったとマンションの管理会社から連絡が入ったそうです。
妹さんのお婿さん(義弟)も入院中なので、なるべく早くマンションを退去してもらいたいとのこと。
お客様は地方住まいでマンションは札幌なので、片づけをしてほしいとご依頼がありました。
もう一つの希望「金遣いの荒い義弟と縁を切りたい」
妹夫婦は昔から派手好きでしたが、オレオレ詐欺にひっかかり、自宅を処分したうえに親戚中からお金をかりまくったそうです。
まだ返済していないところもあるらしく、これ以上迷惑をこうむりたくない、とまず塩崎由花里行政書士に相談。
塩崎行政書士は「法律が絡むので、奥野舞弁護士にお願いしてください」とのこと。
奧野弁護士「相続放棄」と「退去費用の支払い」の書類作成
お客様は、退去にかかる費用は本人が払えない場合保証人として代理で払う義務があります。
奥野弁護士と面談して、義弟との「相続放棄」及び「マンション退去費用の支払いで建て替え費用が発生した場合には必ず返済すること」について書類を作成しました。
その書類を義弟の入院先の担当ソーシャルワーカーに渡し、内容を説明して署名捺印をもらいました。
マンション管理会社と連絡を取り合いながら片づけ作業を行う
お客様が遠方なので、桑島まゆみ整理収納アドバイザーが直接管理会社と連絡を取り合いながら、片づけ作業をチームで行いました。
幸い、親戚の人が近くに住んでいたので、リサイクルショップへいろいろなものを持込み、諸費用に充てるために現金化していました。
最後のゴミの処分も札幌市環境事業公社に依頼し、すべて終わりました。
退去費用も義弟の所持金で賄うことができました。
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